最近はこたつでみかんを食べることが少なくなりましたが、やはり美味しいみかんはいくつも食べてしまいます。
ビタミンCが多く含まれる手軽に食べられるみかんは魅力的ですね。
そこで様々な産地でこだわりのみかんを作っている生産農家さんを特集します。
美味しいみかんを選ぶには?
美味しいみかんを選びたいですが、どのように選んだらいいのでしょうか。
甘さを求めるならへたの切り口が小さいもの、油胞(果皮のつぶつぶ)の密度が高いものが良いとされています。
他には色が濃い、実の房の数が多い、皮が薄い方がおいしいことなども言われています。
みかんの保存方法
もし買ったみかんがすっぱかったら時間がたつと酸味が抜けるので美味しくなることがあります。
そしてみかんは傷みやすいので、暖房のない場所で保管してくださいね。
もし腐ってしまったら、甘くて糖度が高いみかんは皮が薄いのですぐに取り除いて周りのみかんはうつらないように拭いておくといいです。
みかんの産地
温州みかんの産地は1位が和歌山県、2位は静岡県、3位は愛媛県、4位が熊本県となりますが、一位の和歌山県は全国の20%を占めています。
農林水産省のまとめでは温州みかんの収穫量は年々減少して最も収穫量が多かった1975年の366万トンとくらべると5分の1に減少しました。
収穫量が年々減少している理由の一つとして生産者の高齢化があります。
みかんの旬
早生温州の収穫期間は9月~11月
極早生(ごくわせ)みかん 9月
ハウスみかん 4月~7月
普通温州 11月~12月
晩生(おくて)みかん 12月下旬~3月
早生温州が出始めた9月頃から出荷が多くなり、普通温州の出荷により12月がピークの出荷数宇となります。
こだわりをもつみかん生産農家さん
みかん園は急傾斜地で水はけがよく日の当たりもいい土地が適しているといわれています。
そのため、生産者が高齢になると急傾斜地での作業が大変になり廃園や優良品種への改植の減少となっています。
ただこだわりを持って良いみかんを作る生産農家さんが数多くいます。
そこでこだわりを持ってみかんを作っている生産農家さんをピックアップしていきます。
市が委嘱した市内有識者やみかん農家等の専門知識のあるメンバーが委員会となって、厳しい審査をクリアした園地でのみ作られたみかんを命名して販売しています。
基準は、園地の整備や木の植える間隔、実のなる量が適切か、農薬を適正に使用しているかなどです。外部の団体などが承認することで信頼感が増します。
有機肥料でも独自のこだわりの肥料を自ら開発している農家がいます。
園主の谷口清春さんは、土壌改良剤として、竹を細かくこなしした「竹パウダー」の土壌改良剤を使用します。
竹には糖分やでんぷん質が多く含まれていて、土着菌が自然に植えやすくなります。そこにミミズは微生物が繁殖し、通気性・保水性・排水性をたかめ地力を高まり、美味しいみかんが出来上がるそうです。
また、上村農園では、肥料に乳酸菌を使って発酵させた液肥を、自ら開発されて使用されているほどのこだわりぶり。
この肥料を使うことでミカンの味がぐんとよくなったそうです。農薬は最低限の使用に抑え、除草剤も控えることで、自然の力を活かした「ふかふくかで健康な土づくり」に成功されています。
最小限の農薬や有機肥料を使ってこだわりのみかんを作っている農園があります。
池田鹿蔵みかん農園では、除草剤は一切使わず、有機肥料100%で健康な土を作り、農薬の使用量を通常の40%以下で栽培しています。
ホルモン剤等を使用しているみかんに、甘さだけではかなわないかもしれませんが、甘みと酸味、両方しっかり味わえる「みかん本来の味」です。
坂田農園では、「果物の栽培は、肥料へのこだわりやきめ細やかなケアが大事。」と語る坂田さん。
有機肥料を主体として、安心安全な果物作りにこだわりながら、祖母の代から続く農園を守りながら、美味しい果物づくりを続けています。
本場有田市で、生産者の熱い想いを込めて作られたみかんの中から、有田市が設けた「園地審査」、「品質検査(糖度・酸度)」、そして実際に食に精通した審査員が食味審査をする「官能審査」といったいくつもの厳正な審査基準をクリアしたみかんが「有田市認定みかん」があります。
羽賀農園のポンカンは、おいしさにこだわってしっかり樹の上で熟成させています。温暖な宿毛市は霜が降りず、しっかりと熟れさせることができるからです。
また、「果樹園みかんの木」の完熟みかんは、みかんの木でギリギリまで完熟させてから収穫し発送いたします。
5つのこだわりとして、有機質肥料にこだわる、魚アミノ酸を活かした独自の液肥、除草剤をなるべくつかわない、美味しくなるまで完熟させて出荷をします。
やましん農園のみかんの木は白いシートを根元一面に敷き詰めて、地中の水分を外に逃がすとともに、雨水を遮断して水分量を調整して甘みを引き出します。
安心して召し上がれるようにワックス処理や防腐剤の使用はしていません。
木の寿命は30年ですが、森崎果樹園では2倍の60年の木がまだ元気だそうです。糖度を上げるために木に負担をかけてしまうのだそう。
木を低くする理由があります。
①木に余分な負担をかけない。
②立派な果実をつくるため、
③女性が安全に作業をするためです。
いくつかのこだわりの生産農家さんをお伝えしましたが、ぜひ自分好みのこだわりの生産農家さんのみかんを見つけて、美味しいみかんを食べてくださいね。
こだわりみかんの返礼品10選
【訳あり】【光センサー選別】完熟有田みかん(和歌山県美浜町)
みかん生産量日本一と呼ばれ、和歌山県の中でも、一番のみかんどころな有田地方。
乾燥した気候の中、急峻な段々畑で、黒潮の浜風をうけて育った有田みかんは、果汁がぎゅっと濃縮されて濃厚な味わいが特徴です。
2022年度より光センサー選果機を導入し、従来の人のみの選別に加えて、より正確な光センサーで一玉ずつ、糖度・酸度・生傷をチェックしている、品質にこだわりを持った美浜町のみかん。
傷みが発生した際にも大丈夫なように傷み補償分として+240gも付け加えて送ってくれるも嬉しいポイントです。
美浜町の優しさと美味しさの詰まった有田みかんを、ふるさと納税で貰いましょう!
大粒 ミカン 3kg 6kg 9kg(熊本県荒尾市)
熊本の土壌が生んだ美味しいみかん「ひとくちもぎたてみかん」。
みかん通の方はご存じの通り、大玉のみかんより小玉のみかんの方が食味が凝縮されていて美味しいという現象。そのため、こちらのみかんは極小玉のみに厳選し、1口で丸かぶりが可能!手のひらに2つも乗るという可愛いサイズ感です。
そして、新鮮なみかんを収穫したそばから出荷していくので果皮も果実もみずみずしい状態でみかんを楽しむことができます。
みかん山を照らす直射日光、眼下に広がる有明海からの反射光、先人の知恵から作られた段々畑の石垣からの反射光、そんな三つの太陽をたっぷり浴びて育ったみかんなので、とても濃厚な味わいを生むことができました。
持ち運び、お裾分けに便利で、可愛いくまモンがデザインされている「ワンタッチボックス」で届くので、「美味しい!」を共有することができますよ♪
こちらの返礼品は先行予約になるので、是非今のうちから美味しいを予約しましょう!
香川県オリジナルみかん「金時紅」約5kg 13,000円(香川宇多津町)
通常のみかんよりも、赤色が強く、遠目から見るとトマトに見える見た目をしている「金時紅」は、小原紅早生の中でも糖度11.5度以上と高糖度の果実だけが認定されるブランドなのです。
この高品質な贅沢こだわりみかんを、一度は味わってみてください。
訳ありみかん ご家庭用みかん 約5kg 9,000円(熊本県八代市)
こちらは、自然の恵みがぎゅっと詰まった熊本自慢のみかん。
訳ありといっても、形や皮の傷などの外見で選外品となったものなので、中身の品質に変わりはありません。
青果市場ならではの大容量で、美味しいみかんがたっぷり味わえちゃいます♪
気軽に、ふるさと納税でみかんを手に入れるなら八代市で決まり!
岸田果樹園プレミアム「温故蜜柑」約5kg(大分県国東市)
生産者の岸田果樹園は、有機栽培により、除草剤等は使わず、巧みで細かな水分調整を行うことで様々な柑橘の美味しさを引き出すこだわりのみかん農家です。
こちらの「温故蜜柑(おんこみかん)」は、岸田果樹園の岸田さんが長年の経験と研究でたどり着いた最良の方法で育てたプレミアムみかん。
ふるさと納税においても、多くのリピーターを持つ最強みかんです!
迷ったら温故蜜柑です♪
ょっと 傷あり 2kg × 3回 コース 有田みかん 食べくらべ 3種 20,000円(和歌山県有田川町)
和歌山県有田川町で柑橘専業農家『南泰園』が育てた完熟早生・有田みかん「特秀」。
家族経営だからできる数より”質”へのこだわりの品質を味わうことができます。
減農薬に努め、特に土壌管理の面では除草剤の使用を極力抑え、草刈機で手入れをしているので、安心面もバッチリです。極早生に比べ酸味が少なく、しっかりとした甘みが特徴です。
そして、発送者と生産者が同じの一貫した経路なので、何かあった際も安心なのもポイント。極上みかんを、ふるさと納税で味わってみてはいかがでしょうか。
マルユー園の 清見オレンジ 10kg(和歌山県湯浅町)
一年中温暖な気候に恵まれ太陽をたくさん浴びた有田みかん。
なかでも、甘み、酸味のバランスが均等にとれているのは、マルユー園の有田みかんです。
代々受け継がれた技術を継承し、また一つ一つ手選別したまごころ込めた品を産地から直接発送しているので、美味しさそのまま新鮮な状態でご自宅へ届きます。
温州みかんの品種は11月中旬~12月中旬まで早生みかん、12月中旬から1月下旬まで普通みかんをお届け。
近年温暖化の影響で品質の良いみかんに仕上げることが困難になってきている中、マルユー園の園地では肥料の改善と独自の剪定方法にこだわり、さらにマルチシート(耐水性、通気性、反射率)を園地全面に敷き、色合い・味を追求し、完熟に仕上げているので、他とは違う有田みかんを味わうことができますよ。
さあ、こだわりを実際に感じてみてください。
土佐文旦家庭用5kg(森本果樹園) 18,000円(高知県いの町)
みかんの中でも変わり種の「土佐文旦」」。
レモンに近い淡い黄色が特徴で、外皮は厚く、プリッとした果肉にさっぱりした酸味・甘みで後口のすっきりした味が特徴です。
日照時間が長く昼夜の寒暖差が大きい気候、日当たりがよく水はけがよい傾斜面や様々な自然環境を作る、生産者の方の愛情が伝わってくる美味しい文旦。
収穫したばかりの実は酸味が強いので追熟を1か月以上させ、酸が抜けて甘さと酸味のバランスが良くなったものを出荷しているので、しっかり甘く酸っぱくない状態でお召し上がりいただけます。
南国高知県からの春の香りを、味わってみてはいかがでしょうか。
三代目がつくる柑橘の大トロ【せとか】3kg 13,000円(愛媛県八幡浜市)
せとかは、香りや食味の良い柑橘を掛け合わせ、いいとこどりで生まれた新品種。
とろける食感、濃厚でジューシーな味わい、みずみずしい香りが特徴のみかんです。
じょうのうも薄いので剥いてそのまま食べられるのがポイント。
生産者である、(株)三代目みかん職人は栽培から出荷まですべてを行っているので、生産者や栽培方法が異なる仕入れ販売に比べ、味ムラが少なく、鮮度の良い品を自信を持ってお届け!
一日中太陽のひかりをたっぷり浴びて育った「せとか」を一度は味わってみてください。
いかがでしたでしょうか。
みかんといっても、種類や作る生産者の方は様々です。
それぞれにそれぞれの魅力があります。
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2025年1月25日 更新