
それらを3つのキーワードに分けて伝授します。
題して、「今大人気、シャインマスカットの返礼品で失敗しないための選び方」。
ちょっと、その前に、まずは基礎知識。
シャインマスカットとは?
シャインマスカットの発祥はローマ帝国時代エジプトでクレオパトラが愛したマスカットが起源と言われていますが、シャインマスカットは日本発祥のぶどう品種です。味と食感で有名な「マスカット・オブ・アレキサンドリア」と耐病性に優れた「スチューベン」と独特な“マスカット香”を持つ「白南」を掛け合わせて1988年に品種登録されました。「品質・香り・味わい」の三拍子揃った「ぶどうの女王」と呼ばれ、メロンや柿を超える糖度だが爽やかで上品な甘さを持ち、パリッとした食感でジューシー、皮ごと食べることのできる、種無し、お片付け簡単、インスタ映えと女性の圧倒的支持を受けているぶどうです。
さて、本題に戻り、シャインマスカット選びで失敗しないための3つのキーワード。
それは、「名産地」「高還元率」「貯蔵品」。
これを1つ1つ紐解いてみましょう。
1.「名産地」
名産地では沢山の農家が競争しており、品質に対する信頼感があり、はずれが少ない。品質を重視する人向け。
シャインマスカットの収穫量ランキングは、1位長野県860t、2位山梨県680t、3位岡山県112t、4位山形県40t と言うことで、長野県、山梨県が2強となっています。
長野県は小布施町、山ノ内町、坂城町、松川町、中野市など、山梨県は笛吹市、富士川市、甲州市、甲斐市、富士吉田市、鳴沢村、南アルプス市など、岡山県は久米南市、高梁市、笠間市、倉敷市、真岡市など、山形県は山形市、天童市などが産地です。
では、冬から寄付できるおすすめ品を選んでいきます。
長野県の代表として、長野県坂城町
冬に味わう!冷蔵貯蔵シャインマスカット約2kg (3~5房)
ぶどうの産地牧丘の地で育てた極上のシャインマスカット 種なし 2kg(3~4房)
2.「高還元率」
還元率(=返礼品価格/寄付額)が高い返礼品。お得感を重視する人向け。
高額の寄付金を集める人気自治体は百貨店並みの品揃えと高還元率の返礼品を提供する傾向があります。しかし、シャインマスカットは生産量が少なく生産地以外の自治体の扱いがほぼないため、人気上位の自治体はどこもシャインマスカットは扱っていません。
したがって、前述の産地から還元率の高い自治体をおすすめします。
算出方法はシャインマスカットのネット販売相場価格の2000円/kgを返礼品価格としました。
ちなみに2019年度は笛吹市の寄付金5000円1kg還元率40%といった出品もあったのですが、2020年度は新ルールで30%以下の大人しい値付けになっています。
還元率は29%(寄付金1.4万円、2kg)
2位:山梨県南アルプス市
還元率は24%(寄付金1万円、1.2kg)
還元率は22%(寄付金1.8万円、2kg)
3.「貯蔵品」
旬を外した年末年始に秋の美味を味わう。サプライズや贅沢感を求める人向け。
シャインマスカットの出荷は、8月くらいから出始め、9月が出荷ピーク、11月にはほぼ終わります。8月から10月が旬と言えます。保存は常温では2から3日、冷蔵で1週間が限度のデリケートな果物です。
特殊な保存方法を取らないと11月以降の出荷は難しいと考えてください。Web サイトで氷温貯蔵または低温冷蔵と表記のあるシャインマスカットから選びました。
寄付金2.2万円
寄付金2万円
寄付金2万円
◎番外編
番外としてWebサイトでキャッチコピーに目を引かれる自治体から一つ選びました。残念ながら2019年度は終了です。もし来年出品されたら、即買いです。
長崎県西海市「最強の兼業農家が作ったシャインマスカット 限定10セット」
寄付金1.5万円、1kg(還元率13%)
J A職員の山田さんが各地で習得した農業知識の集大成、兼業しながら作った稀少シャインマスカットだそうです。
【糖度18度以上】西海シャイン物語(シャインマスカット)1kg
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ふるさと納税「シャインマスカット」ランキング