日本全国、どこの地方に行っても食べられるものといえば、やっぱり「そば」。旅先でその土地ならではのご当地そばを食べながら、日本の風土を感じるのも旅の楽しみのひとつ。皆さんも一度は旅先でおそばを食べられたことはあるのではないでしょうか?
そんな「そば」ですが、全国すべてが同じという訳ではありません!
地域の特長や特色があったり、個性豊かなおそばがあったりと、日本全国を見渡せば奥が深い。
ということで、今回は「そば」のことがもっと詳しくなる、「そば」の基礎知識から、さらには「そば」を通じて、本当の意味での「ふるさと」を感じられる、地域のふるさと納税返礼品を厳選してご紹介します。
ふるさと納税返礼品で、全国そば食べ歩きの旅!
さぁ、一緒に出発しましょう!
申し遅れました。
私、週に一回は「そば」を食べ、全国のおそばを食べ歩いて早30年。根っからのそば好き波多江です。
若い頃から、転勤族で全国へ出張も多く、日本各地のそばを食した経験もありますが、実は一時期、高血圧に悩まされている頃がありました。その頃「そば」に含まれるルチンという成分が血圧低下によいと聞いて三食とも「そば」を食べた時期もありました。
そんな私にとって「そば」は、最も身近な食べ物であり、楽しみでもあり、そして恩人でもあります。
ぜひ皆さまにも、「そば」を理解し、食し、楽しんでいただきたいと考えています。
前置きが長くなりましたが、まずは「そば」の理解を深めていただきたい。
「そば」の起源は、一説には9000年以上前と言われています。現在のような「そば」として広く消費者に親しまれるようになったのは江戸時代後期で約300年前のようです。時代劇など見る「そば屋」は、当時の江戸には数えきれないくらいありました。現在のコンビニエンスストアやファストフード店のようなイメージでしょうか。江戸に住んでいた方は、昼夜にかかわらず、その「そば屋」でそばやお酒、お酒の肴(天ぷら、板わさなどなど)などを楽しまれたようです。
そばの種類や呼び方などを幾つか挙げると、
- 更科そばは、胚乳部分(更科分や一番分)を挽いたもので、でんぷん質が多く、見た目は白く、ほのかな香りと甘みがあり、喉越しが良いそばに仕上がる。
- いなかそばは、更科分や一番分以外の全層分を皮ごと挽き込んだもので、一般的に色は黒く、野趣あふれ、そば本来の香りが強い。
- 十割そばは、つなぎの小麦粉を一切使わず、そば粉100%で打ったもので、そばにコシがあり、強いそばの香りと風味がある。
- 二八そばは、小麦粉二割、そば粉八割の配合で打ったそばで、つなぎに小麦粉を使うことで面にしなやかさが加わり、食感が滑らかで食べやすいのが特徴です。
- 変わりそばは、更科粉に様々な素材を練り込んで打ったそばで、柚子、からし、しそ、菊などの季節の趣を楽しめるそばです。
- 韃靼そばは、別名「苦そば」と呼ばれるそばで、ポリフェノールのルチンが多く含まれることから、国内の栽培も増えてきている。全粒粉のそば粉で打つのが特徴です。
次に、「そば」の産地ですが、農林水産省の調べでは、収穫高の多い順は、北海道、茨城、長野、山形、福井、栃木、福島です。(その中では北海道が全体の約40%を占める)
地理的には福井や長野より北側が多いですが、四国や九州でも少し栽培されています。
あまり土壌が肥沃でなくても栽培でき、また成長が早く、年に2~3回収穫できるのも特徴です。また作付面積が多く年間収穫量が約3万トン前後(輸入も含めると12~14万トン)で、兎に角、全国にある約2万5千店の供給するに十分な収穫高であるのは間違いないようです。確かに有名ファストフード店より多いイメージですね。
厳選!ふるさと納税返礼品でおすすめのそば5選
田舎そば 52人前(200g×26束 業務用セット)10,000円(山形県寒河江市)
製造元は、山形県寒河江市にある安孫子製麺。
安孫子製麺は大正15年創業、業務用生麺の製造卸をはじめ、地元のそば屋さんやラーメン屋さん、寒河江市内の保育所・学校給食でご用達の製麺所です。
山形の中心部に位置する寒河江市は、きれいな空気と月山水源のおいしい水で麺を作るのにとても良い環境にあり、なかでも安孫子製麺は、生麺をこえる乾麺作りに研究・努力を重ねているそうです。
さあ、太さ1.8mm角切りの本物の乾麺を是非、ご堪能ください。
創業百年老舗の味 児玉製麺「出雲そば・和麺詰合せ」11,000円(島根県出雲市)
島根県出雲市で大正8年より麵づくりに打ち込んで百余年の「児玉製麺」。
出雲そばと麺づくりの老舗が自信をもって贈る「出雲そば・和麺詰め合わせ」は、ふるさと納税「麺」部門ランキングに選ばれ続けている名品です。
昔ながらの出雲そばを再現し、蕎麦の芳醇な味と香りを楽しめる「特撰出雲そば」、出雲産抹茶を練り込み香り豊かな「出雲茶そば」、とろろを練り込んだのど越しの良い「とろろ入り出雲そば」、夏の涼味としてどこか懐かしい味わいの「三色ひやむぎ」、そして美味しさをそのままに塩分を70%カットした健康食「減塩うどん」、麺によく合う「光枝ばあちゃんのめんつゆ」の詰め合わせ。
じっくりと時間を掛けて熟成させた、児玉製麺こだわりの品々を是非、お召し上がりください。
小嶋屋総本店 布乃利へぎそば10把 15,000円(新潟県十日町市)
へぎそばとは、「フノリ(海藻)」つなぎによる伝承製法で打上げた滑らかな喉越しと歯ごたえが特徴のそばです。
こちらの返礼品は、へぎそばの名店【小嶋屋総本店】の初代重太郎が創案した永きに亘る人気商品。
熟成乾燥させて、時間をかけて打上げたその味は皇室に献上申し上げる栄誉を賜るほど。この実力の賜物を是非、一度は味わってみてください。
こんたのソバスチャン(奴そばと頭脳蕎麦(乾麺)45人前 10,000円(山形県河北町)
今田製麵所で昔から愛され続けている蕎麦「奴そば」は、昔ながらの田舎そば。
子供の頃に食べていたような懐かしい味わいが特徴です。
全日本乾蕎麦大賞受賞するほどの実力で、コシ、蕎麦の香りが生きており、蕎麦は生麺!という常識を、奴そばが覆します。
そして、頭の良くなる本」の著者慶応大学、林博士教授の学説に基づいて作られた、ビタミンB1を多く含む小麦粉の「頭脳粉」を全国で初めて蕎麦のつなぎに使用した「頭脳そば」は、受験生のお子様がいる家庭におすすめ!
それぞれの魅力がある2種類のそばを楽しんでみてください。
生そば 8食セットつゆ付 5,000円(岐阜県飛騨市)
のどごしのいいそばで、あたためても、ざるそばにしても、お召し上がりいただける万能そばです。
永きにわたるそのこだわりと美味しさが認められ、伊勢神宮へも泰納した実績。
合成保存料不使用で、老若男女どのような方でも楽める元祖生そばを是非、ご堪能ください。
厳選!ふるさと納税返礼品でおすすめの年越しそば5選
「そば」と言えば、「年越しそば」。一年の終わりと始まりは、年越しそばを食べるという日本特有の文化がありますね。
小さいころから大人になっても、必ず食べる方も多いのではないでしょうか。
ここでは、ふるさと納税で貰える年越しそばを5つ紹介します!
年越しそば(半生そば) 6食セット 14,500円(長野県飯綱町)
飯綱町は昼と夜の温度差が大きく、昔から美味しい作物が育つ土地で「そばの名産地」として知られています。
東京ドーム15個分に及ぶ面積で、そば「信濃1号」を栽培。
自家栽培のそばの実を石臼で挽いて、地粉を使い、地元の打ち手たちが丹精込めて打ったそばは格別です。
また、こちらの返礼品は「半生そば」なので、完全な生そばとは違い、日持ちするのが嬉しいポイント。
高品質な地粉で打つ香り高くコシの強いそばで、年越ししましょう!
手延べ自然薯そば 500g(250g×2) 2,000円(長崎県南島原市)
長崎県南島原市にある川上製麺の、単一等級技能士(国家資格)を有する麺師が、伝統の業「手延べ製法」で、熟成と引き延ばしを繰り返し、30時間以上をかけて製麺した極上そばです。
川上製麺のこだわりの4つの素材は、三代麺師が長年かけて吟味した一等粉を川上製麵独自にブレンドしていて、麺用油は栄養機能食品として評価されている無添加ひまわり油100%を使用、塩水は長崎県五島のにがり塩を仕込み、そば粉は石臼で挽いた国産そば粉につなぎとして自然薯を練りこみ上品な味に仕上げたもの。
すべてにこだわりを持たせたそばで、素敵な一年を迎えましょう。
月山 生そば 5袋(10食分 つゆ付) 7,000円(山形県西川町)
昭和24年創業の玉谷製麺所は、食文化を大事にし、食卓に安心と安全・おいしさをお届けするを大事に心掛けています。
こちらの返礼品は、自社の石臼で挽いた、挽き立てのそば粉を使用した人気の生・月山そばと、めんつゆの大人気セット。
山形らしい黒く太いそば。噛んだ瞬間、そばの甘みと香りが楽しめる一品です。
カツオ香る麺つゆとともにお召し上がりください。
【年越しそば】越前大野産 大野そば(生そば)10食 10,000円(福井県大野市)
大野で栽培された大野在来種の玄そばを石臼で丁寧に自家製粉し、焼き立てのそば粉を大野の名水を使って香り高いそばに仕上げた、打ち立ての生そば。
特に福井県大野市は、そばどころ福井の中でも代表的なそばの産地です。
盆地のため昼夜の寒暖差が大きく、旨みがぎゅっと詰まっているのです。
地元はもちろん県外にもファンが多い内田製麺所の生そばを求め、名古屋や大阪の遠方から訪れる人がいるほどなのです。
是非一度は味わってみてください。
『年越しそばセット2023(5人前)』限定500セット 10,000円(宮崎県高原町)
高原町の特産品がセットになった年越しそば。
宮崎県高原町は霧島連山に囲まれ高千穂峰の麓に位置しており、その清冽な湧水に育てられた食材をふんだんに使用した年越しそばのセットです。
霧島山の麓で、農薬使用を最小限に抑えて、栽培した風味豊かな「そば」と、抑えて、栽培した風味豊かな「そば」を中心に「鶏炭火焼」「柚子こしょう」「有機原木椎茸 (乾燥)」で、自然の美味しさをふんだんに味わうことができます。
限定500セットなので急ぎましょう!
いかがだったでしょうか?今回は、「そば」についての起源、種類・特徴、産地などをお話した上で、ふるさとが感じられる地域の厳選「そば」とふるさと納税で貰える年越しそばの、おすすめを紹介しました。
今すぐ、おそばが食べたくなりませんでしたか?
ぜひ、何気なく食している「そば」に食し、親しみ、楽しみ、そしてふるさと納税返礼品を通じて、その地方の風土や習慣も感じていただければ幸甚です。
いま選ばれている人気の返礼品をチェック!
ふるさと納税
「そば」ランキング
2025年1月20日 更新