「ワインは農産物である」と言われる程に、美味しいワインを造るためには妥協を許さないブドウ造りが必須である。
ここで、「日本ワイン」と「日本のワイン(国産ワイン)」の違いについて知って説明する。日本ワインは「国産ブドウ100%を使用して国内製造された」ワインと規定し、日本のワイン(国産ワイン)は「海外から輸入したブドウや濃縮果汁を使用して国内で製造された」ワインとして区別している。
これらの違いを端的に説明すると、日本のワイン(国産ワイン)は濃縮ブドウ果汁を醸造して輸入ワインをスパイスのようにブレンドして安定した味わいにしている。
一方で、日本ワインは、生産地域に適合したブドウ品種や栽培方法を試行錯誤して醸造したワインであるため、地域の特色を楽しむことが出来る味わいとなっている。
これらのワインを明確に区分するために、国税庁がこの表示ルールを策定したのが2015年10月ですが、施行されたのはそこから3年後の2018年10月であるため一般には未だ馴染みが無いが、日本ワインの品質向上のためにブドウ栽培から丹精込めているワイン生産者には大きな励みとなっている。
同じ品種のブドウから造られたワインであっても、地域や気候、栽培方法によって全くキャラクターが異なり、地域や生産者の想いがダイレクトに反映されてるワイン生産者で、ワインのイメージが無いかもしれない8道府県からワイナリーとワインを紹介する。
因みに、見学を受け入れるワイナリーもあるので、是非とも訪問してほしい。
1.北海道 オチガビ・ワイナリー
2.岩手 エーデルワイン
3.山形
髙畠ワイナリー
お勧めワインは、高畠町産のシャルドネから造られたプレミアムワイン。害獣防止の電気柵で囲った単一のブドウ畑というこだわりがネーミングに入っているところにブドウ栽培と醸造の協働が感じられる。
タケダワイナリー
お勧めワインは、白ワインは果実を凍結させて水分を抜き去り凝縮した果汁にしてから醸造するため、酸味とのバランスが良いスッキリとした甘口のデザートワインで、冷やして飲むと最高。赤は日本が誇る国際品種のマスカット・ベーリーAを使用しており、亜硫酸を使用していません。
4.新潟 越後ワイナリー
お勧めワインは品種のカベルネ・ソービニオンとメルローはボルドーの代表的な品種の2本である。
5.京都 丹波ワイン
お勧めワインは、自社農園で栽培したピノ・ブランを使用している。シュールリーという醸造法を用いており、ブドウの旨味がワインに残るように工夫している。
6.広島 三次ワイナリー
お勧めワインは、月明かりのない新月の夜に収穫したブドウで醸造したワインである。夜に収穫するナイトハーベストのメリットは、収穫後の糖度の安定と酸化のリスクが提言することである。また、ワインに大事な芳香が高い状態で収穫できるということである。限定30本というのも納得である。
7.大分 安心院葡萄酒工房
ワインを醸すことをミッションとしている。
お勧めワインは、シャルドネのスパークリングワイン、カベルネ・ソービニオンとメルローのロゼ・スパークリングワインの2本セット。勿論、安心院のブドウを使っている。シャンパーニュと同じ瓶内二次発酵で製造している。
8.宮崎 都農ワイン
お勧めのワインは、ロゼの飲み比べ2本セット。キャンベルアーリーは生食ブドウのような爽やかな甘さがあり、マスカット・ベーリーAは辛口で甘い香りの中に柑橘系のフレッシュ主な酸味が広がる。食前・食中・食後で楽しめるセットである。
いま選ばれている人気の返礼品をチェック!
ふるさと納税返礼品は、自慢のご当地ワインの提供も多く、普段は手が出ないような高級ワインやなかなか手に入らないワインをゲットし、飲み比べもできるチャンスです。ここでは、そんな魅力たっぷりのワインのふるさと納税返礼品ランキングをご紹介します。